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愛車トヨタのオーリス 120T 。
早くも2回目の車検がやって来た。



カモノハシ号、2回目の車検

ついこの前、最初の車検を受けたと思っていたのに、早くも2回目の車検時期が来てしまった。
年を取るのが年々早くなる気がする〜(笑)2年前と同様、4月上旬にトヨペットさんでお願いした。

今回も3月に車検の事前点検とやらを受けている。
そこでもらった見積書はもう手元にはないので掲載できないが、まああれやこれやてんこ盛りで総額20万以上の満漢全席状態だったのには驚きよりも呆れてしまった。今はこういう形で利益を確保しているのか。

タイヤ交換から始まって、各種添加剤の注入やフィルターの類の交換など、どう考えても不必要な作業と割高な料金設定だ。勿論、そのとおり勧められるままにお任せするほどお人好しではないので、今回は法定点検とスマイルパスポートの更新料のみにとどめた。それでも11万円ほどになってしまった。フィルターや添加剤はこの後、必要に応じて自分で交換作業をしていく予定だ。

ただ、タイヤ交換だけは素人がやれる作業ではない。これは街のタイヤショップにお願いしよう。
溝の残りはあるもののひび割れが酷い。
サイドウォールもひび割れ酷い
車輛購入時から履いているミシェランタイヤ。ひび割れが酷い!
タイヤ製造年週は2015年第8週、走行距離5万キロ強でこうなる。
サイズは 195/65R15 スタイリッシュという言葉とは縁遠いルックスが泣かせるぜ。


タイヤの製造年、製造週の見方
上段で「タイヤの製造年週は〜」と書いたが、タイヤ側面を見ればそれが分かる。
図のとおり4桁の数字のうち、最初の2桁が製造週、下2桁が製造年を表している。
私のミシェランタイヤは「0815」だった。つまり2015年2月末頃製造されたことになる。
余談だが激安タイヤの場合、極端に古い代物があるため事前に確認したほうがいい。


タイヤ選択

タイヤ選択といっても現行のミシェランタイヤと同等のタイヤは価格的に手が出ない。とはいえ、某海外製の読み方すら分からない正体不明な激安タイヤは精神的によろしくないため、現状から数段ランクを落としつつも一応BRIDGESTONE工場製の「SEIBERING SL101」という、これまた初めて聞く名前のタイヤにした。

参考までに、価格だけでいうと「DAYTON DT30」というタイプのほうがより一段と安価だが、ショップの店員さん曰く「やはり静粛性が落ちるしウェット路面での制動距離も伸びる」とのことだったので、ここは素直にアドバイスに従うことにした。
SEIBERLING SL101 ファイアストーンFR10からの代替え品
車検による高額出費の直後だから、価格重視で選択してしまった感があるタイヤ。
交換した後にではあるが、一応SEIBERLINGについて調べてみた。
ブリジストン傘下のFirestone社に買収されたブランドみたい。なので
ブリジストン工場製タイヤとなるが、ブリジストンのロゴはどこにも入っていない。
このSEIBERLING SL101は長く流通したFirestoneFR10に取って代わったタイヤのようだ。
交換はあの街のタイヤ屋さんでお願いした 1本でもパンクしたら4本とも新品になる?
最近はネット通販で安く購入→希望の店舗に納品→希望日に交換作業・・・という手もあるようだが
タイヤのことをよく知らない私は店員さんからいろいろ話しを聞きたかったので、近くのタイヤ館さんに
訪問して購入&交換作業をお願いした。作業時間は約1時間ほどと聞いていたが、空いていたせいも
あってか、40分弱で完了した。この後、100キロほど走ったら再度訪問して増締めと空気圧確認の予定。

追加料金を払えば、1本パンクしただけでも4本すべて新品に交換してくれるという(2年間のみ)
補償を勧められたが、社用車は別としてプライベートでは30年以上パンクしたことはない(笑)
ただ、山道(たまにオフロード)を走る私にとっては転ばぬ先の杖となるか・・・現在思案中。


タイヤレビュー

タイヤ交換した当日が結構な雨だった。その後、晴れたので海沿いを走行。翌日、山間部に走りに行ったら季節外れの雪(!)という、ウェット&ドライ&スノーと2日間で一通りの路面状況を体験できた。

結論として、当初心配していた”安かろう悪かろう”感は一切なく、直進安定性があって静粛性も気になるパターンノイズはない。それとコーナリング途中のステアリングのブレもなくなり、なにより制動力が格段に上がった。

これまで履いていたタイヤのコンディションが悪すぎたせいもあって、余計に好印象なだけかもしれないが、こんなに良いタイヤならもっと早く交換するんだった。懸念材料としては、この状態が経年でどこまで持続するかだろう。

参考までに、今回の交換作業はすべてコミコミで「46,560円」だった。
(チッ素ガス充てん、バランス取り、バルブ交換、廃タイヤ処分料、錆止め、等含む)
午後から晴れたので海岸線を走っていたら急に黒い雲が・・・
上段でも書いたとおり、交換作業した午前中は結構な雨だった。午後遅くになって晴れ間が見えて
きたのでさっそく新しいタイヤの感触を確かめるべく、快適な海岸線をドライブしていた。
ご覧頂けるだろうか、海の上に垂れ込める黒い雲を・・・この数十分後、土砂降りになった。
どんだけ雨男なん!でも、おかげでウェット性能はイヤというほど確かめられたけどね。


追記:約2週間後

期間にして約2週間ほど、走行距離にして600キロほど経過したので再レビューしておこう。
もうさすがに一皮むけたはずなので,新品時のスリップ感はなくなって路面への食い付きも一段と良くなった気がする。今回は前回の雨天ではなく、快晴の四国山脈横断に連れ出したのでじっくりと検証することができた。
ブリジストンのロゴは入ってないSEIBERLING SL101
静粛性:
当初から値段相応であろうと、過度な期待はしてなかったが、少なくても今はパターンノイズも気にならずとても静か。新緑の季節なので窓を開けて走行する時間が多かったが、安価なタイヤにありがちな「ザー」とか「ゴー」という嫌な音も聞こえなかったのが好印象だった。これはチッ素ガス充てんの二次的効果もあるのだろうか?

直進安定性:
長距離を走って一番恩恵を受けたと感じた点がこの直進安定性だった。いわゆるステアリングの”すわり”が良くなって、微修正を与えなくてもまっすぐ走ってくれるので、結果的に疲れにくくなった。直進だけでなくコーナー時も同様、途中で「ヨレる」こともなく安定して出口に向けて加速できるようになった。

制動力:
ここまで食い付きが良くなったら当然の結果になるが、初期のレビューでも書いたとおり制動力が格段に良くなった。まるでスポーツタイプのブレーキパッドに交換したみたい・・・は言い過ぎだが、でもそれぐらい違いがハッキリ感じられる部分だ。おかげでブレーキペダルが軽い踏力で操作できるので、これまた長距離での疲労感が少なくて済む。

乗り心地:
この点は良くなったといえば良くなったが、それほど大きな変化がない部分かもしれない。まあ元々、近年主流のロープロタイヤではなく、扁平率65という分厚いタイヤを履いているせいもあってゴツゴツ感は最初からない。見た目はスマートではないが、オジサンはそんなことをあまり気にしなくなったのでこのぐらいの太さで丁度良い。

省燃費性:
このタイヤはいわゆるエコタイヤではないので、この点についてはほとんど期待できないだろう。タイヤパターンを見ただけでも、転がり抵抗は重視されてないことが分かる。もっとも、燃費のデータが反映されるほど距離を走ってないので、現時点では予想の域を出ない項目ではある。
快晴の天狗荘駐車場にて。天狗荘は改装工事中だった。
いつもの四国山脈横断ルートで、ちょうど真ん中辺りになる天狗荘駐車場にて撮影。
この日はご覧のとおり快晴で、高知県上空を飛ぶ飛行機の飛行機雲もハッキリ視認できた。
ここまで来るのには愛媛県側から、ここから降りるのは高知県側というのがいつものルート。

上段で、タイヤ補償を思案中という話しをしたが、気が付いたら申込期限であるタイヤ
購入後8日以内という期限が過ぎてしまっていたため申し込みは結局出来なかった。
タイヤの購入価格で多少料金が変わってくるが、今回の私の場合だと「5,000円」也。



このページは2021年4月に書いたものに
同年5月、追記したものです。




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