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ダウンサイジングターボを搭載したトヨタのオーリス 120T 。
エクステリアやインテリアの紹介をしよう。




ちょっとケバい感じがする目元周り あのクルマ・・・にも似ているかも。
特徴的なフロントマスク。最近のトヨタのトレンドらしく
「キーンルック」というデザインらしい。他の車種でも増殖中。
リヤーのデザインは、ある角度から、それもちょっと離れて見ると
イタリアのあのクルマにも似ているかも。上の写真はその「あのクルマ」。

燃費

まだ燃費を云々するほど距離を重ねてないので早計かも知れないが、私が主に使用している環境下では現在19キロ/リッターにもなる。小排気量とはいえ、非常に優秀なデータだと思う。(カタログ上のJC08モードでは19.4キロ)

ただ、私は長距離移動が多くて、かつその大部分が夜間の空いている道路状況なので、この燃費がこの先も続く保証はない。それに今はエアコンを稼働していないから余計だ。

その代わり、燃費には有利とされているアイドリングストップ機能は必ずキャンセルして走行している。

エンジンというものは動き出す瞬間が一番ダメージが加わるものだ。あんなにしょっちゅう赤信号の度に止まっていたら、数年後には少なからず影響が出てくると思うのだが、実際にどうなんだろうか。もちろん、そのためにシリンダー内壁への加工やスターターモーターの強化など、それなりの対策が取られているのは分かってはいるが・・・。
それでも数回試してみた結果、再始動の振動は少なくて日常的に使うぶんには問題はないように感じた。

参考までに、この120Tはハイオク指定となっている。家計には優しくない仕様だ。

オプションのパノラマルーフ オプションのパノラマルーフ
オプションのパノラマルーフ。中古車でこれが付いているクルマは他になかったぐらい、貴重(?)なオプション。
ガラスははめ殺しでチルトすらしないが、開放感は抜群だ。もっとも、その恩恵を十分に受けられるのは後部座席の人かも。
もちろん電動シェード付きなので、閉めておけば通常の室内と何ら変わりはない。真夏の炎天下での車内温度が心配か。
気になる重量増は10sとなっている。欲を言えば、この半分の大きさでいいのでチルトだけでもしてくれたらもっと良かったのに。
雨の桜
せっかくの桜も雨模様でガッカリ。このように運良く桜の下に停めることが出来たなら、車中から花見も可能。
晴れている日中はさすがに明るすぎるので全開にしないが、夜間はほぼシェードを開いて走行している。
青空を望むのももちろん良いが、ネオンや満月を見ながら運転できるのも格別。お値段以上の価値あり。

個人的には気に入っている内装
120Tの内装。ジェットコースターの上り坂のようなセンターコンソールが特徴的だった
初代オーリスから考えたら、多少派手だが、ごく普通のインテリアになった。

エクステリア

エクステリア自体は大きな特徴があるわけではない。よくある5ドアーハッチバック車だ。
敢えて言うなら、このコーナーの冒頭で「カモノハシ」に似ていると表現した。真横から見ると平べったいノーズ部分が700系新幹線に見えるからだ。
トヨタでは「キーンルック」と呼ぶデザインらしい。ネット上ではエスティマを上から押し潰したような・・・というコメントが載っていたが、なるほど旨いことを言うなと妙に納得させられた。

個人的には、この低く構えたフロントノーズは嫌いではない。が、ヘッドライト周りのデザインは明らかにケバい。ボディ色が明るいから余計ケバく感じるのだろうか。メッキでキラキラ光っているし・・・日本人的にはもう少し控えめなデザインのほうがしっくりくると思うのだが、今はこれぐらいのインパクトがないと埋もれてしまうんだろうな。
この明るい外装色とケバい顔つきのコンビネーションは、飲み屋で原色の派手なドレスを着たおねえちゃん達が翌朝、朝日に照らされてしまった感・・・ぐらい、ケバいかも。なんじゃそれ(爆)

それとは対照的に、リヤーのデザインはバックシャンだ。(←死語か?)

ちょっと離れた所から、ある角度で目を細めて見ると、あーら不思議、イタリアのあの名車に何となく見えてくるではないか。
そのデザイン優先のスタイリングからも容易に推測できることだが、後方視界は期待しないほうがいい。この悪しき点は初代のオーリスからずっと受け継がれてきている伝統だ。バックモニターは必需品だろう。

サイドビューのシルエットは、製図の時に使う三角定規みたい。

貴重な晴れ間に山道へ。四国カルストへの途中。
花見の頃から週末になると決まって雨続きだったが、貴重な晴天に山道に走りに出掛けた。
この鮮やかなボディカラーは、やはり強い日差しの下でこそ綺麗に映える。
ホイールは鉄っちんだが、少なくても回転している間だけは(爆)アルミホイールに見える。

195/65R15タイヤ&15×6Jスチールホイール(樹脂フルキャップ) 225/45R17タイヤ&17×7Jアルミホイール(オプション)
オプションが豊富だったカモノハシ号だが、ホイールはさすがにノーマル品のままだった。
195/65R15という表記になっている。近くで見ると数字以上に大きく感じるしハイトも高め。
右は大部分のクルマが選択しているオプションの17インチホイール。12万円強!もする。

個人的には気に入っている内装 両席のシートヒーター、普段は隠れている
常に肌に触れるところの質感はとても大事。その点、このシートはとても感触がいい。色使いもドアトリムと調和が取れている。
なにより、シートヒーターが両席に標準装備されているのが重宝した。強弱の切り替えしかないがLo側でもかなりの効き目アリ。

インテリア

いつも派手な格好をしている女の子が、家では共働きの母親に代わって毎晩料理を作っている・・・ぐらい意外性のあるエクステリアと、真っ当なインテリアのアンバランス。内装は他車の凝ったデザインからすると真面目と評価できる。
この車に決めた理由が「オプションが豊富に付いていた」ことは別ページで書いたが、それと同じぐらいの理由で「内装が綺麗だったから」というのもある。

地味な黒系統で統一された内装もスポーティではあるが、タン風の色遣いはオシャレだ。いったん乗り込んでしまえば、ほぼ目にすることがない外装色と違って、内装は常に視界に入るので、ある意味とても重要な要素になるだろう。

インストルメントパネルはシート柄に合わせたプラスチック加飾。子供っぽいとの意見もあるが、私は気に入っている。
シートは本革とウルトラスエードと合成皮革という、とてもお金が掛かっているだろうと思わせる作りだ。見た目だけでなく、実際の感触も良い。ただ、座面が堅いのかドライビングポジションが決まっていないせいなのか、長時間座るとお尻が痛くなるのには困った。
今はシートを上げたり下げたり寝かしてみたりと、試行錯誤を繰り返している。そのうちベストポジションが見つかるだろう。

それより嬉しいのが、シートヒーターが標準で装備されていることだった。
3月中旬の納車だったとはいえ、夜間や早朝はまだまだ冷え込んだ日々があった。そんな時に活躍してくれたのがこのシートヒーターだ。空調と違って速暖で、それも結構な効き具合だ。運転席だけでなく助手席側にも付いているので、家内はとても重宝したようだ。

左右独立エアコン
我が家ではそれほど体感温度の違いはないので口論になることはないが
隣の人と極端に意見が違う時に役立つ「左右独立エアコン」
機能そのものよりも、写真で見る以上に青色の表示が綺麗。

写真はパンク修理キット装着車
通常はパンク修理キットが装着されるため「アジャスタブルデッキボード」が使える。
フロアボードを上段にセットするとその間に空間が出来るため、小物の収納に便利。
ただし、私の車はスペアタイヤ装着車なので、この機能はない。

荷室

後部座席ですら荷物置き場としているぐらいだから、本来の荷室なんてほとんど活用していないのが現状だ。
だから、実際にどれぐらいの荷物が積めるのかは分からない。見た限りでは、この車体サイズにしてそれなりか。

特に指定がなければ、通常は今どきのクルマらしく「パンク修理キット」装着車となる。なので「アジャスタブルデッキボード」という、上下にセット位置を変更できるボードのタイプとなる。上段にセットすれば小物入れの空間が出来るようだ。

ただし、スペアタイヤ装着を指定した場合はこの限りではない。
私のカモノハシ号はそのスペアタイヤ装着車なので、限られたスペースしか残っていない。

余談だが、私はその省資源を謳ったパンク修理キットを使ったことがないし、使い方も知らない。一度も使われることなく廃棄されていくスペアタイヤを見ると、確かに勿体ない気がするものの、私は断然スペアタイヤ装着派だ。



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