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ダウンサイジングターボを搭載したトヨタのオーリス 120T 。
激戦区のCセグメントであのクルマと対等に戦えるのか。


納車当日、伊予港岸壁にて 700系新幹線
年度末の慌ただしい最中、車庫証明や任意保険の手続きなどを経て、無事3月中に納車できた。春の明るい日差しに良く映えるブルーの
ボディカラーはとても綺麗。今まで数台に渡って黒、もしくは黒っぽいカラーだったので余計新鮮に感じる。このオーリスって、見る角度によっては
カモノハシにも似ていると思うのは私だけだろうか。というより、通称カモノハシで愛されている700系新幹線に似ている、と言うべきなのか。
なので、誠に勝手ながら当コーナーはこれより「蒼い稲妻」ならぬ「め組のカモノハシ号」というタイトルで進めていこう。

引き続きヨロシク

2017年3月、愛車がホンダN-WGN Customからトヨタのオーリス120Tに代わった。
さすがに軽自動車はすぐ飽きたか?と思われるだろうが、さにあらず。良く出来たN-WGN Customにはまだまだ乗っていたかったが、通勤に使うという娘に譲り渡すことになり、急遽代わりのクルマが必要になったわけだ。

当初はそんな話しにはなってなかったが、いよいよ専門学校を卒業しようかという2月頃になって「クルマで通勤する」と言い出すんだもの。薄給の私にとって買えるクルマは限られているが、欲しいクルマは星の数ほどある!(笑)
まあ、こういう時に備えて(どういう時だ?)クルマの動向チェックは欠かしてないのが役立つ。

なので、N-WGN Customは引き続き我が家に残ることになった。このクルマなら娘の未熟な運転にも文句を言わずに働いてくれるだろう。今まで同様、よろしく頼むよ!

 AURIS
ハイブリッド グレード 車両重量 JC08モード
Gパッケージ 1.400 30.4
  1.390 30.4
ガソリン 120T 1.300 19.4
RSパッケージ
RS 1.270 14.4
180S 1.280 16.2
150X Sパッケージ 1.220 18.2
Cパッケージ
150X
(4WD)
Sパッケージ 1.300 16.4
Cパッケージ
オーリスというクルマがこの世に出てしばらくは、1,5リッターと1,8リッターの2グレードしかなかったのに、いつの間にやら車種が増えていった。特に、2015年4月のマイナーチェンジで今回のダウンサイジングターボ版である「120T」が、そして翌2016年4月にはご多分に漏れず「ハイブリッド版」が追加になって、顔ぶれが一気に賑やかになった気がする。トヨタもようやくこの車を売る気になったのか (^O^) 初代オーリスのインプレッションは こちら


自称スバリストとしては

欲しいなぁインプレッサ。
家内も運転することを考慮したら、我が家にはレヴォーグよりもサイズ的にベストマッチかも知れない。

オプションをあれこれ付けずに1.6リッター版なら何とかなるかも・・・当初はそんな淡い期待を抱いてディーラーに行ったが
「今ご注文を頂いても納車は3〜4ヶ月お待ち頂くことになります。」という、厳しい現実が。
そりゃそうだろう、発表前から予約が殺到しているんだもの。おまけにカーオブザイヤーなんかも受賞しちゃったし。

一通り新車で欲しい(というより買える)車種を検討してはみたが、どれも現実的な選択肢はなかった。この時点でもう2月中旬、ちょうど1ヶ月後の3月中旬には今のクルマを渡さないといけないから、時間的にも新車は断念した。

中古車なら買えるクルマはそれこそ星の数ほどある?とは限らない。

私は潔癖症というわけではないが、車内がペットやタバコの匂いがするもの、あるいは何で汚したか分からないような汚いシミがあるようなものはお断りだ。その反面、外装の多少の傷やへこみは気にならないタチである。
誤解がないように書いておくが、今回いろいろな販売店に行って見たクルマはどれも綺麗だった。もう昔の中古車から連想されるネガティブなイメージを持つのは改めた方がいいだろう。

大崎下島にある一峰寺山展望台にて 3月の3連休中日、歴史の見える丘公園にて。
2017年3月19日、広島県呉市大崎下島にある一峰寺山展望台にて。 同じく大崎下島の歴史の見える丘公園にて。

いつかは

過去にスバルレガシィのツーリングワゴンに乗って以来、スバリストを勝手に名乗っている私にとって、最後のクルマはレヴォーグにしたかった。だが、あまりの高プライスに文字どおり手も足も出ない。たとえ、納期の問題がなかったとしても今回は(今回も)諦めるしかない。あ、これ、中古車でのお話。そもそもタマ自体が市場にない。

ツーリングワゴンやハッチバックばかり乗ってきた私にとって、意外と思われるかも知れないが、セダンも乗ってみたい気持ちがある。セダンといったらクラウンでしょう。

元の車輛価格が高額だから、中古車になってもさぞかし高いのでは?と思いきや、予想に反して100万円台の程度の良いタマがそこそこあった。それも、おそらくガレージにでも保管していたのだろう、外装にキズはもちろん、塗装のくすみやライトの曇りさえない極上品とも言えるものもあった。年式もそれなりだし走行距離も10万キロ近く走ってはいたが、巷を走っているクラウンなんて20万キロぐらい走っているモノがざらにあるんだから。

「いつかはクラウン」
今の若者はこの台詞、知らないんだろうな。おっさんには胸のどこかに響くのさ!

で、それとはなく家内に打診したところ「私はあんな大きいクルマ、イヤ。」

大きいのは確かに大きいが、スクエアなボディ形状は見切りが良くて、おまけにFR故ハンドルもよく切れるから小回り性もいいのに。おそらくは教習車であまりいい思い出がないんだろうな。(その当時、どこの教習所もクラウンだった)

同じ理由でマークXも却下された。どうも彼女の中ではセダン=大きくて運転しにくい、という図式が出来ているようだ。



ハイブリッドアレルギー

家内に拒否されたセダンはもう日の目を見ることはない(爆)

その反面、形状的にはステーションワゴン系がお好きらしい。
確かにレガシィの時には文句も言わず、ちゃんと乗りこなしていたな。だったら「アベンシス」なんてどう?と思ったが、超マイナー車ゆえに、これまたタマがない。それに全長が4,820ミリもある。大きいからイヤと言っていたクラウンとほぼ同サイズだ。さすがに持て余すだろう。大体、もう夫婦二人しか乗らないので、こんなに大きなクルマは必要ない。
もっと言えば二人乗り車でもいいぐらいだ。ただそうなると、自ずとジャンルがスポーツカーになってしまう。

綺麗に磨かれて展示されているクルマ達を眺めていると、ふと気が付いた。今はハイブリッド全盛時代だ。

コンパクトカーから大型セダンまで、ハイブリッドでなければ売れないが如く、目白押しである。ただ、今度は私がハイブリッド嫌いなのでこの選択肢はない。もっとも、私のハイブリッド嫌いは”食わず嫌い”なのかも知れないが。
なぜハイブリッド嫌いなのかは、また別の機会に・・・。


歴史の見える丘公園から来島海峡大橋方面を望む 3月31日まで冬期閉鎖中だったことを忘れていた
上記の歴史の見える丘公園から来島海峡大橋方面を望む。
残念ながら、この日はもやが掛かっていて遠くまでは見通せなかった。
納車後はいつも石鎚スカイラインに走りに行く。私の中の儀式みたいなもの。
この日も向かったが、今月末まで冬期閉鎖中だったことをすっかり忘れていた。

好印象

初代オーリスに試乗させてもらった時から、このクルマには好印象を抱いていた。

現在の車にも共通する良い所、つまり足腰が非常にしっかりしている点やステアリング等の操作系に剛性感があることなどを2007年当時、既に感じ取っていた私の感性の素晴らしさ(違うか!)

またハッチバック車になるけどオーリスという選択、いいんじゃね?

そこそこのサイズで家内も運転しやすいだろうし・・・。唯一問題があるとすれば、その高い車輛価格だ。

売り出し時、まだ5千キロちょっとだった
売りに出ていた時には5千キロちょっとしか走ってなかったオーリス120T。
主にディーラーでの試乗車として使われていたそうな。なので外装は勿論
内装も汚れや痛みは皆無。ただ、逆に日々の洗車のせいなのか、細かい擦り傷が
あったのはご愛敬。それよりエンジンが回りたがらない傾向にあったのが気になった。

高額

冒頭から出てくる120Tというグレードで新車の車両本体価格が259万円もする。
ハイブリッドなら283万円だ。もう国産ハッチバック車の価格ではない。

これにナビを付けて、いくつかのオプションも加えると軽く300万オーバーになる。もっとも、価格を低く抑えようとするなら1,5リッター版があることはあるが。

新車の価格が高いということは、中古車価格も高くなってしまうのが宿命。出来るだけ安く、でもあまり”ヤレてない”程度の良いクルマを探していたら、ディーラーでの試乗車だったというクルマを運良く見つけた。中古車は時間との勝負。売れる前に早速現車を見に行った。

現車は鮮やかな青のボディカラーだった。あとで分かったことだが、120Tはこのブルーがイメージカラーのようだ。
青色は嫌いではない。けど、個人的に、というより年齢的にはもう少し地味な青色のほうがいいのでは?まあ、中古車で細かい注文付けていたらきりがないので、ここは敢えて気にしないでおこう。

新車時より安くなっているとはいえ、予算的には大幅にオーバーするプライスだった。これでいいのか?同じ120Tで、もっと安い車輛も他の販売店にあるのに。ここの販売店には無理を言って一週間ほど猶予をもらい、その間に決めることにした。


いつかは乗りたい憧れのポロ カローラフィールダーハイブリッドG”+Red”
いつかは乗りたい、憧れのポロTSIハイライン。
オーリスと同じ1,2リッターターボだがDSGを搭載。
以前とはだいぶ印象が違うカローラフィールダー。
写真は最上級グレードのハイブリッド G”+Red”

他の候補

ホンダN-WGN Custom購入時にも候補として挙がったが、フォルクスワーゲンポロも見つけた。

走行距離が4万キロほどで、100万円台前半のプライスだった。装備的には至れり尽くせりの国産車とは違って、後から自分で装着しないといけないものがいくつもあるように思えたが、何より私の中ではコンパクトカーのベストバイはゴルフではなく、このポロなのだ。それに欧州車にとって4万キロなんて、慣らしが終わったぐらいの距離だろう。ざっと見たところ大きなキズもなく、程度はかなり良好と見た。試乗はしてない。

ただ、外車は後が怖い。ウィンカーとワイパーの位置の問題もあって、家内には強くプッシュできなかった。

もうちょっとタイミングがズレていたら決まっていたかも、というのがトヨタのカローラフィールダーだった。
サイズ的にもアベンシスほど大きくなく、価格的にも現実的なプライスの車輛があった。が、僅かなタイミングの差で目を付けていた車輛は売れたらしく、その後も同じような程度のクルマは出て来なかった。いや、正確に言うと、あったのはあったが、ハイブリッド車ばっかりだ。先述したようにハイブリッド車嫌いに加えて、価格が一気に高くなってしまうのには閉口した。

今はコンパクトSUVとミニバンが売れ筋のようだ。我が家にはSUVなんていらないし、ミニバンなんてもっと必要ない。だだっ広い車内で一人ぽつんと運転している寂しさはオデッセイの時に味わったからもういい。

やはりコンパクトなハッチバック車が一番現実的な選択になるだろう。

返事を保留していた販売店には、最終的に試乗させてもらってから決めるということを伝えた。そう、まだ試乗もしてなかったのだ。まあ、この時点で事実上ほぼ決定ではあるが。

東予港フェリー乗り場にて。 特徴的なテールランプの発光
私が重要視しているワインディングでの走りを確認するため、R11桜三里を
走ってみた。予想以上にAピラーでの死角が大きいことに気が付いた。
特徴的なテールランプ。自分では見ることが出来ないがお気に入りの箇所。
その反面、ブレーキランプの面積は小さい。



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