N-WGN Customバナー

このページはホンダのN-WGN Custom DBA-JH1を紹介するコーナーです。


納車当日から豪雨に見舞われた新しい相棒 リベンジというわけでもないが翌日快晴の伊予港にて
待ちに待った納車当日、乗り始めてものの数時間後にはご覧のような雨、それも豪雨!雨男ではないはずなのに(悲)
その翌日、リベンジというわけでもないが同じ港に出掛けていった。それが右の写真。この日は快晴〜でも写真で見る限りカラーは黒にしか見えない。

2014年9月、愛車がトヨタヴィッツからホンダN-WGN Customに代わった。
数多くのクルマを乗り継いできたが、意外にもこれが2台目となる軽自動車(1台目はクルマ初所有のスズキアルトがあるが、所有期間も短く、おまけに30年近く前のことなので参考にはならないだろう。ちなみに過去の車歴は「私の愛したクルマ達」を見て頂きたい)であり、初過給器付きエンジン車である。
このページはそういった過去のクルマ達との違いも含めてご紹介しよう。

なお、呼び名は「エヌワゴンカスタム」だが、ホンダ社の正規表記は「N-WGN Custom」となっているので、以後「N-WGN Custom」もしくは「N-WGN 」とさせて頂く。

 N-WGN
グレード 駆動方式 型式 JC08モード
FF DBA-JH1 29.2
4WD DBA-JH2 26.0
Aパッケージ FF DBA-JH1 29.2
4WD DBA-JH2 26.0
ターボパッケージ  FF DBA-JH1 26.0
4WD DBA-JH2 24.2

  N-WGN
  Custom 
グレード 駆動方式 型式 JC08モード
FF DBA-JH1 29.2
4WD DBA-JH2 26.0
Aパッケージ  FF DBA-JH1 29.2
4WD DBA-JH2 26.0
ターボパッケージ  FF DBA-JH1 26.0 24.0
4WD DBA-JH2 24.2 23.0
注:メーカーオプションの15インチ装着時のJC08モード

軽自動車は各社示し合わせたように、標準タイプとカスタム系を用意している。私のN-WGNはカスタム系で、ターボパッケージのFFタイプだ。少しでも税金を節約したいので、オプションの15インチではなく標準装備の14インチを履く。

ちなみに、その14インチだとエコカー減税対象となって取得税と重量税が100%免税となるが、ちょっとカッコイイ15インチホイールを履くと取得税が80%減税、重量税は75%減税となる。

カタログをよ〜く見ないと気が付かないほど小さな表記なのでご注意を。ついでに言うなら、上の表のとおり燃費も悪くなって最小回転半径も若干だが大きくなる。見た目を優先すると、それなりの代償を払わなければならない。

四国カルストの姫鶴荘前にて 霧で真っ白の四国カルストにて。一瞬だが霧が晴れた
2014年9月13日、姫鶴荘辺りは視界10メートル? 牧場の朝、霧ばっかりだったが一瞬だけ切れ目が!

イマドキの軽自動車

ヴィッツというコンパクトカーから軽自動車に変更するのにそれほど大きな抵抗はなかった。ただ、最近の軽自動車のトレンドが分からない。まずは試乗してみよう!ということで、ダイハツへ。だってタントとやらは日本で一番売れている車種らしいから。

うちはもう小さい子供がいないので、実際スライドドアーは必要ない。けど、タントは両側スライドドアーで、しかも電動だ。(グレードによって手動タイプになる)スイッチを押せば警告音を発しながら開いたり閉じたりするのは確かに便利だった。

最初に試乗させてもらったのはノンターボ車。走りはこんなものかな?それよりこの視界の良さはなんなんだ!運転席周辺のだだっ広い空間も衝撃的だった。まあ、慣れてくると視界の良さが災いとなって情報が入りすぎる気がしたが。

引き続いてターボ車に乗り換える。さすがに走り出しから元気さが違う。平坦な道を普通に走る限りNA車で十分と思うが、人や荷物をよく載せる人や、自宅の周辺に坂がある人にはターボ車のほうがいいだろう。

さすがに売れ筋のクルマだけのことはある。視界の良さは運転に自信がない奥様にも安心できる一台だ。あえて重箱の隅をつつかせてもらうなら、ブレーキの踏み応えがスポンジーなのと、その車高の高さから来る大きめのロール感がちょっと怖かった。それと電動スライドドアーだけあって車輌価格が高めということか。

違うディーラーでムーヴも試乗させてもらったが、こちらはごく普通の軽自動車だった。カスタム系だったらまた印象も違ったものになったかも知れないが、NAの廉価版モデルでは魅力を感じることは出来なかった。

ダイハツタントカスタム ダイハツムーヴ
巷でよく見るダイハツの最強コンビ。左がタントカスタム、右がムーヴカスタム。もしかしたらどちらかが愛車になっていたかも。

HONDAのDNA

私の車歴をご覧頂いた方はご存じだろうが、ホンダのクルマにはもう3台も乗ってきている。初代オデッセイ、オデッセイプレステージ、そしてCR−Vと。だからもうホンダのクルマはいいかな、という気持ちがあったのは事実だ。でも、軽自動車を検討する上で外せない選択肢が「N-ONE」だった。

ファニー過ぎるフロントマスクが気になるものの、ミニを彷彿させるおしゃれなカラーリングや軽という枠を超えたと思わせる質感の高さなど、ユーザーから高い評価を得ているクルマだ。セダン系はほぼ全滅といっていいホンダ車の中で、N-BOXから始まるN-シリーズは一人気を吐いているようにも見えるほど。軽自動車とはいえ、ホンダイズムはこのN-シリーズに脈々と受け継がれて行っているように感じる。

ただ、全高を抑えたデザインのためかN-BOXはもちろん、N-WGNと比較してもちょっと室内が狭いかな?と感じた。それにクルマのキャラクター上、標準車の他にカスタム系はなくプレミアムと呼ばれるグレードになる。

N-BOXカスタム N-ONEプレミアム
もしかしたらホンダ社内で一番力が入っているのでは?と思わせるほど成功したN-シリーズ。
左がN-BOX Custom、右がN-ONEプレミアム。個人的にはN-ONEプレミアムがオススメ

試乗

ダイハツのタントの所でも書いたが、うちにはスライドドアーを必要とする小さい子供やお年寄りはいないので、N-BOXの電動両側スライドドアーやだだっ広い車内空間は必要ない。ましてや後席の多彩なシートアレンジなんて猫に小判状態、たぶん数回しか動かさないだろう。

そうだ、N-WGNに乗ってみようではないか。それもCustom系を。
さっそく家内を連れて近くのディーラーに出掛けてみると、そいつは店舗正面近くの一等地に”デ〜ン”と置かれているではないか。まるで私が来るのを待っていたかのように(爆)

てっきり営業さんが同乗するのかと思いきや、試乗はどうぞご自由にとのこと。(ただし免許証の提示を求められる)いいねえ、ホンダさん。じゃ、近くをぐるっと回ってこようか。

「クルーズコントロールとかも試してみて下さい」との声に見送られて店を後にしたものの、この日は3連休初日のために周辺の道路は結構な渋滞。試す機会なし!ディーラーに帰ってくる途中で、なんとかアイドリングストップが体感できたぐらいか。

たった数qの、それも渋滞路だったのでクルマの魅力のごく一部しか体感できなかったが、よく言われる「軽自動車にしては〜」という注釈が必要ないほど、コンパクトカーと比べても遜色ない出来だった。

あ、これ良いかも。いや、コレにしよう!

結局、N-ONEには試乗しないまま、このどう見ても黒にしか見えない何とかパープル(笑)というボディーカラーのN-WGN Customに決めてしまった。いいのか、そんなに簡単に決めて・・・。

直射日光が強いと、どうにか紫色が分かる程度
試乗の際、ディーラーでご対面した時も黒にしか見えなかったプレミアムゴールドパープルという色。
薄曇りの天気ぐらいでは紫色は認識出来ないほど。カタログに載っている感じとは大違いだった。
まあ、元々ブラック好きですから結果オーライですけど。

カスタム系

先述したように、ほとんどの軽自動車には標準タイプとカスタム系がある。
ターボ付きの車種にするということは試乗する前から決めていたことだが、カスタムではない標準タイプのほうにもターボ車の設定がある。なので、車両価格が少々お高くなってしまうカスタム系が本当に必要なのかちょっと悩んだ。

私がカスタム系を選んだ2つのワケとは
・ 標準タイプは内装色がすべてベージュになってしまう。
・ カスタム系のターボパッケージにしかパドルシフトが装着されない。

ベージュの内装色は嫌いではないが、以前乗っていたCR-Vの時にあまり良い印象を得られなかったので、この色は外したかった。それと、パドルシフトはオプション設定もないため、この装備が欲しいなら必然的にこのワングレードになってしまうのだ。

参考までに、同じターボ車同士で比較した場合、標準タイプとカスタム系の価格差はざっと17万円もある。
おまけに、ほぼ黒にしか見えない”なんとかパープル”は有償色となり32,400円もするので(標準タイプにはこのカラー設定はない)この時点で既に20万円以上もの開きが出てくる。

見た目や内装色さえ気にしなければ、標準タイプのほうのターボ車を買って、その20万円を好きなオプション購入に回すほうが賢いやり方かも知れない。
それに購入してから言うのも何だが、カスタム系の厳ついフロントマスクは味付けが濃すぎるような気がすることも否めない。標準車のプレーンな顔つきのほうが、年数を経ても飽きが来にくいだろう。

N-WGN でも標準タイプのほうのターボ車
カスタム系ではない標準タイプの中にもターボ車の設定がある。
カスタムとの価格差は結構大きいため、こちらを選んだほうが賢いかも。
ホイールサイズはもちろん、ブレーキやF.スタビライザーもカスタム系と同じだ。

ライバル車

話が前後するが、最初から軽自動車ありき、ではなかった。
候補になったいくつかの車種を参考までにご紹介したいと思う。

1:トヨタオーリス
これは最後まで最有力候補だった。短時間だが試乗させてもらった時に、先代からの正常進化が感じられたということで納得の一台。あれこれデコレーションされたシャア仕様のオーリスは、必然的に現実的なプライスではなくなっていたが、ノーマルでも結構なお値段となっている。1,5リッター版と1,8リッター版の2種類あり。予算に余裕があれば迷わず1,8リッター版のほうを選ぼう。CVTの悪癖もほぼ感じられなかったし、とても運転しやすい印象だったが、後方視界の悪さが若干ネックか。

2:フォルクスワーゲンポロ
外車なんて・・・いえいえ新車ではなく、程度の良い中古車狙い。ゴルフほど走行距離を走ってないクルマが多く、また大きくなりすぎたゴルフよりも全然乗りやすい(と思う)、まさに「世界のコンパクトカー」と言っていいだろう。オーリス同様、イメージカラーは赤だと思われるが、中古車市場に出てくるのは意外と黒が多い。じつは市内のディーラーの広告で黒の高年式車を見つけて現車を確認しに行ったら無情にも「売約済み、お手を触れないように」の札が。オーリスの新車よりも安かったから余計に残念!DSG試したかったな〜。

3:スバルレヴォーグ
候補なんておこがましい・・・もう価格を知った時点で夢のクルマになってしまった。でも、どうしても候補の中に入れさせて欲しい(笑)数年後には中古車価格も落ち着いていることだろう。試乗すらしていないが、クルマとしての良さはもう十分分かっている。だから、年次改良で熟成を重ねていってもらいたい。終の棲家ならぬ、終のクルマはこいつで決まり?

あと、あのクルマやこんなクルマも候補に挙がったが、今となっては辛口評価しか出て来ないので割愛しよう。

シャア専用オーリス
この写真は昨年の秋、シャア専用オーリスが各店舗を順番に回っていた時に、家の近くの
ディーラーで撮影させてもらったもの。ガンダムマニアではないが単純にカッコイイ。

宇和島の新内港にて、ゲートボールを楽しむ方々と共に(爆) 宇和島の新内港にて
納車してまだ1週間なのに、うちに来たクルマは例外なく酷使される。2014年9月13日、この日は
霧で真っ白だった四国カルストから降りてきて、高知県檮原町経由の愛媛県宇和島市へ。
お気に入りの「タイム」のお弁当を新内港で頂く。相変わらずゲートボールが盛んだわ(^O^)
右の写真の後ろに写っているのは、日振島行きの高速船。幾度となく、まだ薄暗い早朝から乗ったな〜。
タイムの「天から弁当」
混雑する店内で食べるよりも、昔からお昼ご飯はお弁当にすることが多かった私。
いろんな所でいろんなお弁当を買ってきたが、私の中では間違いなくbPのお弁当屋である
宇和島市内の「タイム」。地元では知る人ぞ知るチョー有名なお店だ。写真は「天から弁当」。
文字どおり野菜のかき揚げと鶏の唐揚げのセットで一番のオススメメニューではあるが
糖尿病を煩っている体にとっては、ちょっとばかり油っぽいのが玉に瑕か?
旧西海町の観光船乗り場にて 旧西海町、今の愛南町にある海中公園にて
宇和島市まで来た勢いで、旧西海町(現:愛南町)まで足を伸ばしてみたが、惜しくも天気はどんよりだった。
懐かしい海中公園Pで一休み。ここから海中展望船が出ている。珊瑚礁とかを間近に見られるので有名だ。
レガシィの時に行ったきりの高茂岬(こうもみさき)にも行きたかったが、帰りの時間が迫っていたため断念。
天気が良ければ岬から九州も見えるし、何よりその絶景ぶりは決して期待を裏切らないことをお約束する。


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